部活動を続けてきたこともあり体力に自信があったことと、物作りが好きだったため高校卒業後は製造加工業に就くことに決めました。始めは作業を覚えるのに必死でしたが単調作業で慣れて余裕が出来てきても新しい仕事を任されることが少なく、あまりやり甲斐が感じられませんでした。そんな中、同じ地区の先輩からの誘いがあり、工場見学をさせていただき、加工機械の多さや作業の多様性を見てこれは覚えれることが沢山あるな…と思い富士印刷で働くことを決めました。
どんな仕事をしてるの?
断裁機を使用し紙を切る作業を行っています。印刷前の1m近い原紙と呼ばれる大きな紙を切る前断裁と印刷後、出荷用に切る仕上断裁と大きく二つの作業に分かれます。取り扱う紙の大きさは名刺サイズから1m以上のサイズなど様々で、紙質も一通り覚えるだけでも10種類以上あります。その中でも私の好きな紙を少し紹介すると表面がコーティングされているツヤのあるコート紙、紙の中に繊維が含まれている雲龍紙などです。これらを効率良く断裁していくには紙の特徴や性質を知る必要があり、覚えなければいけないことも多いですが非常にやり甲斐を感じることのできる環境です。
日々レベルアップ出来ると思うとワクワクします。始めは難しいかもしれもしれませんが一つずつ頑張っていきます。
仕事をしていて大変なことは?
まだまだ入社して年数が浅いので全ての作業が大変です。その中でも一番重要なことは寸法や切り方を確認することです。今までも作業について確認ができているつもりでしたが、少し慣れてきた時や作業の合間など無意識な状態で作業をしてしまい。確認を疎かにしていることに気付きました。
職場の雰囲気は?
一緒に働いている人が優しく、困ったことにも早く気づいてもらい声をかけてくれます。また、今まで自分の常識だと思っていたことも分かりやすく指導してもらうことができ、とても働きやすい環境だと思います。
休日は何をしていますか?
草野球チームに所属しており、毎週日曜日に練習や試合をしています。年に何度か大会もあり、優勝目指してチーム一丸となって頑張っています。
私たちはこんな仕事をしている会社です。
営業から製作、印刷、加工、納品まで全工程を自社で行う一貫生産体制を構築しています。オフセット菊全4色機で印刷された高品質な印刷物を2次加工、3次加工で付加価値を付けていきます。加工製品例としては、封筒、便箋、おりがみ、ノート、包装紙、請求書など紙製品全般に及びます。また、シール製造部では輪転オフセット印刷機と凸版間欠輪転機で、シール、ラベル、コースターなどを印刷・加工しています。
【事業内容】
株式会社 富士印刷
印刷・紙製品製造の効率化を実現するために2024年に新工場稼働と加工機の増設し、新しい富士印刷としてスタートしております。印刷と社名に入っていますが、『印刷だけじゃない』をモットーに紙産業活性化に尽力しています。
〒799-0102 愛媛県四国中央市川之江町長須192番地
TEL0875-27-6494
▷設立/1967年
▷代表者/代表取締役 石川 正人
▷従業員数/48人
▷HP/https://www.fuji-print.jp/