製造業

江南ラミネート 株式会社

入社
2013年
第二工場所属・オペレーター
森田 啓志 さん

私は元々他県の出身で数年前に四国中央市へ移住しました、その際に四国中央市が紙関係の産業が盛んだということを知り、紙の町で働くのであれば紙関係の仕事がしたいと思い、出会ったのが今の会社です。社内では主に軽包装用のラミネート加工を担当していますが、機械のメンテナンス等も自分たちで行っており、加工以外の部分でも学ぶことがたくさんあり、毎日新しい発見や気づきがあります。

どんな仕事をしてるの?

ラミネートにはドライラミネートや、押出しラミネートなど種類がありますが、当社で行っているのは押出しラミネートになります。押出しラミネートは樹脂を溶かしフィルム状にし、ミクロン単位で紙やフィルムなどと貼り合わせます。紙や樹脂などの原材料の組み合わせ次第で、その用途は多岐に広がります。
私が担当しているのは軽包装用のラミネートで、主にお菓子、生活用品、メディカル系の包装紙等になります。
ラミネートでは加工の設定や原材料の変化などで、製品の仕上がりに大きく影響が出るため、加工中の管理が非常に重要で、加工中の小さな変化に気づける経験や技術が必要です。

仕事のやりがいは?

加工の仕方自体は基本的に同じですが、同一の製品でも毎回全く同じ様に加工できるわけではなく、原材料等のちょっとした変化で、その都度調整等が必要な場合があります、その際に経験や勘といった職人っぽい部分を感じる事ができます。

仕事をしていて学んだことは?

原材料の一つ、紙の事についても全くの素人でした。仕事を通じていろいろな紙に触れましたが、紙の種類や、それぞれ持つ機能、用途の広さには驚くばかりです。それぞれの紙の特徴を活かした加工ができるよう、日々勉強しています。

仕事をしていて大変なことは?

加工は一発勝負の様なところがあるので、加工時の設定、調整等がうまくできないと即不良やロスにつながります。且つ素早い調整が必要になるので加工中は非常に気を使います。

私たちはこんな仕事をしている会社です。

紙ならなんでも揃う紙の町、四国中央市で紙加工をしている会社です。紙に複数の材料を貼り合わせて積層させることで、普通の紙を湿気や水に強いスゴイ紙に変化させます。加工した製品は日本の物流を支えたり、お菓子の包装紙や衛生用品になって皆さんの生活を豊かにしています。今当社がこのように仕事が出来ているのは、命がけで紙産業の礎を築いてくださった先人たちのおかげです。その恩を忘れることなく、自分たちが日本のものづくりを支えているんだという自信と誇りをもって日々業務に励んでいます。

【事業内容】

江南ラミネート 株式会社
産業用包装資材、衛生用品資材、食品用包装資材のラミネート加工および販売
各種原紙のスリット、小巻、断裁、製袋加工
〒799-0101 愛媛県四国中央市川之江町379番地
TEL 0896-58-8881
▷設立/1979年
▷代表者/代表取締役 石川 克晴
▷従業員数/50人
▷HP/https://www.kounanlaminate.co.jp/