医療・福祉

ふじえだファミリークリニック 病(後)児保育ルーム エミリア

入社
2019年
保育士
鎌倉 優美 さん

医療保育の専門学校を卒業後、地元の幼稚園へ就職、年少クラスの担任を一年間務めました。もちろん子どもたちは可愛くて、やりがいも十分ありました。ですが、持ち帰りの仕事が多く、休日も保育準備や書類作成に追われる日々。心に余裕がなくなってしまい、転職を考えていたところ見つけたのが、この病児保育でした。園でクラス担任を持つ訳ではないので、持ち帰り仕事がなく、クリニック併設なので、実際に現場で病気について学ぶことが出来るのが大きな魅力でした。保育士資格に加え、学生時代に取得していた医療事務資格の知識が少しでも活かせられたらと思い、志望しました。

どんな仕事をしているの?

病気やケガで保育園や幼稚園に行けない子どもをお預かりし、看護師と一緒に保育や看護を行います。お預かり中は、体温や脈拍数をこまめに測り、よく観察し、少しでも気になることがあれば医師や看護師に相談します。元気に遊んでいても、服をめくってみると蕁麻疹が!なんてこともあります。体調が落ち着いていれば、簡単な製作遊びをしたり、折り紙をしたり、天気が良ければテラスで昼食を食べたりと、子どもたちが楽しめるように工夫しています。お昼寝中は、子どもの様子を見ながら保育記録や書類作成を行います。お預かりがない日は、手作りおもちゃを作ったり、保育環境の整備、小児科の診察介助や乳幼児健診のお手伝いをしたりします。赤ちゃんの月齢に応じた発達過程も自然と身についてきますし、病気やお薬のことも少しずつ分かってきます。子育て支援等のイベント準備も、保育士が中心となり進めていきます。

仕事のやりがいは?

保護者の方から感謝の言葉を頂く時は、特にやりがいを感じます。私も実際に子育てをしているのでよく分かりますが、子どもは本当によく熱を出します。熱が下がったからすぐ登園できる訳でもないので、働くお母さんにとっては強い味方かなと感じています。

仕事をしていて学んだことは?

正直学んだことだらけです!病気について多く学べるので、症状を聞いて「あの病気かな?」とピンとくることも多くなりました。お薬の種類や、このお薬は何に混ぜると飲みやすいか、反対にこれに混ぜると苦味が増してしまう等、飲ませ方についても学べます。

あなたにとって仕事とは?

自身のスキルアップです。病気に関する知識が増えると、自身の子育てでも役立つことが多くあります。学校の授業で学ぶのも大切ですが、実際にその場面に直面しないと学べないことも多いですし、経験を積むことで、保護者の方へお伝えできるアドバイスも増えて、保育士としてのスキルアップにも繋がります。

私たちはこんな仕事をしている会社です。

みんなの健康のために、みんなの笑顔のために...。小児科、皮膚科、アレルギー科の診療所であり、病児保育ルームを併設しています。お子様はもちろん、そのご家族も一緒に健康管理を行っていける地域に根差した医療を提供しています。時には子育て支援のイベントにスタッフ総出で参加したり、クリニック前にある「シテミテ広場』で子どもたちと交流したり、子どもたちが少しでも病院へ行くのが楽しくなるような雰囲気作りを心掛けています。

【事業内容】

ふじえだファミリークリニック  病(後)児保育ルーム エミリア
病気の子ども、あるいは回復期の子どもをお預かりし、保育や看護を行う。保育ルーム運営、予約管理、書類作成、子育て支援やイベントの準備、診察補助等
〒799-0421 愛媛県四国中央市中曽根町5074
TEL 0896-23-5925
▷設立/2005年
▷代表者/院長 藤枝 俊之
▷従業員数/18人
▷HP/https://www.fujieda-fc.com/emilia